厄払い2022年 厄年の年齢 男女
「厄年」という言葉は多くの方がご存知でしょう。
信心深い方はもちろん、普段は全く神仏など関係ないという方でも、
何かのきっかけでその年が自分の「厄年」だと知ってしまったら、
何となく落ち着かない感じがしますよね。
「厄」という言葉自体に不気味な印象がありますし、
ともかく、現に日本の風習として残っているのですから、
普段の年とは違う、突然の災難に遭うかもしれないなどと、
不安になる方も多いでしょう。
あるアンケートでは、「厄年は迷信だと思いますか?」と言う問いに対して、
約64%の人が「そう思はない」と回答しており、
厄年に肯定的な考えを持つ人が過半数を超えています。
また、厄年の人に対して、
「あなたは厄年であることが気になりますか?」と問いかけたところ、
約59%の人が「気になる」と回答したとの結果もあります。
何となくうなずける数字ですよね!
そこで、今回は、2022年に厄年を迎える方の、
男女別の生まれ年や厄払いなどの情報をご紹介します。
厄年を迎える方は、特に参考にしてくださいね。
2022年(令和4年)厄年の人の生まれ年は?
それではまず、厄年を迎える人の生まれ年を見ていきましょう。
厄年男性の生まれ年
1993年 | 平成11年 | 24歳 | 前厄 |
1998年 | 平成10年 | 25歳 | 本厄 |
1997年 | 平成9年 | 26歳 | 後厄 |
1982年 | 昭和57年 | 41歳 | 前厄 |
1981年 | 昭和56年 | 42歳 | 大厄 |
1980年 | 昭和55年 | 43歳 | 後厄 |
1963年 | 昭和38年 | 60歳 | 前厄 |
1962年 | 昭和37年 | 61歳 | 本厄 |
1961年 | 昭和36年 | 62歳 | 後厄 |
厄年女性の生まれ年
2005年 | 平成17年 | 18歳 | 前厄 |
2004年 | 平成16年 | 19歳 | 本厄 |
2003年 | 平成15年 | 20歳 | 後厄 |
1991年 | 平成3年 | 32歳 | 前厄 |
1990年 | 平成2年 | 33歳 | 大厄 |
1989年 | 平成元年 | 34歳 | 後厄 |
1987年 | 昭和62年 | 36歳 | 前厄 |
1986年 | 昭和61年 | 37歳 | 本厄 |
1985年 | 昭和60年 | 38歳 | 後厄 |
1963年 | 昭和38年 | 60歳 | 前厄 |
1962年 | 昭和37年 | 61歳 | 本厄 |
1961年 | 昭和36年 | 62歳 | 後厄 |
いかがでしょうか。あなたは厄年に当たっていませんか。
ここで注意が必要なのは、
「本厄」の前後の年が、それぞれ、「前厄」、「後厄」とされている点です。
翻訳の年を挟んで3年間は何かしらの注意が必要だということです。
加えて、42歳の男性と33歳の女性は「大厄」となっています。
語呂でいうと、それぞれ「42(しに)」、「33(さんざん)」と読めることから、
この年齢の方は、他の厄年よりも増して注意を払う必要があるとされています。
本人が厄年に当たるということを気付いていない場合は、
周囲からも声をかけてあげてはいかがでしょうか。
次に、厄年を迎えた場合にはどう対処すればいいのか見ていきましょう。
厄年を迎えた人は何をすれば良いのか!
「厄払い」という言葉を聞かれた方は多いと思います。
文字通り、自分の「災厄」を払い落とすことです。
厄を避けるやり方の違いから、
「厄除け(やくよけ)」、「厄落とし(やくおとし)」とも呼ばれています。
それではこの「厄払い」などについて、具体的にご紹介します。
厄払いに行く時期や場所は?
厄祓いの時期は特に決まりはなく、地域によっても異なっていますが、
一般的には、厄年とされる年の年始から、2月4日頃の「立春」までに
お祓いをするケースが多いようです。
また、厄払いは、神社、お寺どちらでも受けることができます。
厄払いに行くときの服装は?
服装についても特にルールはありません。
でも、せっかく厄を払いに行くのですから、
その気持ちが表れたような身だしなみを心がけるべきでしょう。
ちゃんとした服装であれば、ご利益が多そうな気もしますよね。
御祈祷料などの相場は?
お祓いの御祈祷料は、3,000円~10,000円が相場です。
多くの寺社では、予め御祈祷料が定められていますが、
金額が示されていない場合でも、
この程度の金額は用意しておくようにしましょう。
お金はのし袋に包んで、
神社の場合は「初穂料」、お寺の場合は「お布施」と表書きします。
どちらの場合も、新札を入れるのが原則です。
厄年にやってはいけないことはあるの?
結婚や新築の家を建てる、新たに事業を起こすなど、
何か新しく物事を始めることは避けるべきだとされています。
厄年にコトを始めると災いなどに襲われ、長続きしないという言い伝えもあります。
ただし、そうはいうものの、結婚にせよビジネスにせよ、
その機を逃しては大変なことになります。
厄年ということにこだわり過ぎてチャンスを逃した結果、
思いもよらぬ災難に遭ったとなると、 笑い話にもなりません。
寺社などで、しっかりと厄を払い落とした上で、
やるべきことはやるという姿勢が大事だと思います。
では、親しい方などが厄年を迎える場合に、
厄除けになるような贈り物はあるのでしょうか。
厄年の人への贈り物は?
実は、厄年を迎える人に贈り物を送る風習は意外と古く、
既に、平安時代の古文書の中に記述があるようです。
何と、1200年以上の歴史があるんですね。
肌身離さず身に付けるものを!
プレゼントとしては、肌身離さず持てるもので、
長いものや七色のもの、うろこ模様などのものが良いとされています。
そのため、男性には、ネクタイやベルト、キーフォルダーなどが、
女性には、ネックレスやブレスレット、スカーフなどが良いのではないでしょうか。
厄を迎える人の平穏無事・息災などを心から祈念することが大事ですよね。
以上、今回は、2022年に厄年を迎える方の、
男女別の生まれ年や厄払いなどについてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
当たり前のことですが、 人生の中で、厄年は、誰もが経験するものです。
厄年を迎えたとしても、必要以上に右往左往する必要はありません。
ただ、冒頭でご紹介したように、
厄年を、単なる迷信だと思っている人は多くありませんし、
厄年を迎えた人は何かと気にかかるというのは事実です。
そんな不安を払しょくするためにも、
厄年を迎える方は、きちんと厄払いをして、
気持ち良くその年を過ごすようにしましょう。
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