自由研究のまとめ方の例~実験の様子をわかりやすく伝えよう~

自由研究まとめ方 例・実験

夏休みといえば、宿題の自由研究に頭を悩ませたりしていませんか?
まず何を研究するか、そこから悩んでしまいそうですよね。

何とか研究テーマを決めて、例えば何か実験を行ったとします。
でも、実験を行って終わりというわけにはいきません。
そのまとめだって必要ですよね。

実は、テーマを決めたり実験したりは苦ではなくても、
そのまとめ方が苦手という子も多いみたいです。

自由研究で実験を行ったまとめ方の例をいくつかのポイントに分けて紹介していこうと思います。

でも、実験の内容や結果を見る人にわかりやすく伝えるには、
やっぱりまとめ方ってとっても大事
ですよね。

いくら素晴らしい実験をしていても、
伝わりにくかったらすごく悔しい思いをしてしまいそうですし、
なんとかわかりやすいまとめ方をしたいものです。

今回の記事は、自由研究で実験を行ったまとめ方の例を、
いくつかのポイントに分けて紹介していこうと思います。

 



 

自由研究のまとめ方をポイントごとに紹介

実験のまとめ方を考える時、
どんなポイントから考えればよいのでしょうか?

ここでは、3つのポイントから実験のまとめ方の例を
お伝えしようと思います。

・構成の決め方
・文章以外の情報の使い方
・何にまとめるか

3つのポイントから実験のまとめ方の例を お伝えしようと思います。

この3つのポイントから、
よりわかりやすいまとめ方を考えてみましょう。

 

 

構成の決め方

実験のまとめをわかりやすくするための一番の基本ともなるのが、
「どんな構成にするか」です。

そして、わかりやすい構成というのは、
だいたい基本形が決まっているのです。

・きっかけ(その実験をしようと思ったきっかけ)
・調べたいこと(実験で何を調べたいか)
・予想(前もって予想した実験結果)
・方法(どんな方法で、何を使って実験を行ったか)
・結果(実験の結果を、事実のみで書く)
・考察(結果からわかったことや考えたこと)
・感想(実験全体を通して思ったこと)
・参考にしたもの(参考にした本やHP)

実験のまとめをわかりやすくするための一番の基本ともなるのが「どんな構成にするか」です。

大体このような構成でまとめると、
それだけでとても分かりやすいまとめになりますよ。
まずは、このような構成でのまとめ方を考えてみましょう。

 

 

文章以外の情報の使い方

基本的な構成の通りにまとめてあったとしても、
すべて文章だけでまとめてあったらどうでしょうか?
なんだか実験の様子がわかりにくい気がしませんか?
もっと言うなら、私なら読む気がなくなってしまうかもしれません。

文章だけでなく、ひと目でパッと実験の様子がわかる情報を
使うとよいと思います。

例えば、実験のために用意したものや、実験の流れなどは、
写真があるととてもわかりやすいですよね?

文章以外の情報の使い方

実験の結果は、表やグラフにしてあげると、
文章だけよりもずっとわかりやすいですよね?

このように、表やグラフ、写真などのひと目でパッと
情報が伝わってくる手段も積極的に使うとよいでしょう。

そのためにも、
実験中はこまめに写真を撮っておくことをおすすめします。

 

 

何にまとめるか

どんなものに実験のまとめを行うかによっても、印象が変わってきますよ。

普通のノートにまとめるのも悪くはないのですが、
この方法だとパッと見た時の印象が薄くなりやすいです。
表紙にインパクトを持たせる必要があります。

普通のノートよりもおすすめなのが、スケッチブックです。

スケッチブックはサイズが大きめなので、大きな字で書いたり、
大きな図や写真を使ったりができるので、
よりわかりやすくまとめることが可能ですよ。

何にまとめるか

そして、大きな模造紙にまとめるのもとてもおすすめです。
模造紙の魅力は、なんといってもひと目ですべてわかること。
ページをめくったりしなくても、
眺めているだけで実験の様子が伝わってきます。

どちらにしても、とてもまとめやすい手段だと思います。
ただし、わかりやすいだけあって字の間違いなども目立ってしまうので、
前もって薄く下書きをしておくとよいでしょう。

 

 

 

自由研究実験まとめ

いかがだったでしょうか?
どうやってまとめたらよいか、
少しでも解決に近づいてくれたなら嬉しいです。

実験そのものの質も大切なのですが、
それを伝えるためのまとめ方だって、とても大切です。

せっかく頑張った実験なら、
みんなにその良さをわかってもらいたいですもんね。

ここで紹介したまとめ方は、
特に実験の様子をまとめることを意識しています。
でも、実験以外の研究方法にだって応用できますよ。

ぜひ、研究のまとめに今回の記事を参考にしていただけたらと思います。

3 件のコメント

  • 年々子供たちの自由研究のクオリティーが上がっており、娘もどうすればいいのか色々悩んでいましたが、こちらの内容を話したところやる気をみせるようになりました。まだ夏休みも始まったばかりですが、今年はギリギリで焦らずに済みそうです!

  • 自分達の取り組みを、周囲にどの様にアピールするかという「相手に伝わるまとめ方」は、大人になってからとても大切な能力になると思います。長年働いている中でも「内容は正しい事をしているのに、この表現・提案の仕方では相手に良さが伝わらないなぁ」と感じる事は多く有ります。これは技術職や営業職、製造業やサービス業、金融や官公庁、アーティストやクリエーターに至るまで、業種・職業を問わず、どんな場面でも言える事です。子供の頃からこの様に構成を立ててまとめる力を養うために、自由研究は良い機会だと思います。

  • 自分が子供のころにこのページに出会えていたら、どれだけ参考になったことかとしみじみ思いました。
    自由研究の度にまとめきれずぐだぐだになってしまっていたのですが、こうしてポイント毎に解説してあるのを見るととてもわかりやすく、もっともだと思わずにはいられません。
    大学の卒業論文の構成の参考にもなりそうで、大人にとっても役立つ方法だと感じました。

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