子供がかかりやすい夏風邪の症状と原因 予防・対策を教えます!

子供の夏風邪症状 原因/予防/対策について

夏風邪は長引くから気をつけなよ~と聞いた事もあるでしょう。

これは言い伝えの類ではなく、本当の話なんです!
38以上の高熱が続き、稀にですが命に関わることも…

『なぜ夏カゼは長引いてしまうのでしょうか?』

なぜ夏カゼは長引いてしまうのでしょうか?

ここでは夏風邪について、

長引いてしまう原因や症状の関係性について!
大人より子供の方がかかりやすいってホント?その理由は?

といった、夏風邪の基礎知識を身につけていただき、
夏前のこの時期にその防衛策について考えていきましょう。

夏風邪にかからないようにするための、
具体的な予防方法と対策についてもご紹介していきます!

 

 

 

そもそも夏カゼってどんな風邪?

夏風邪というくらいだから夏に引く風邪なんじゃないの?

まぁ、そうなんですけど…^^;
「ちょっと風邪をひいたかな。」と軽く見てると、
重症化してしまう事もあるので注意が必要になります。

 

一般に風邪のウイルスは、低温で乾燥した環境が大好きなんです。

冬の風邪の原因となる「コロナウイルス」や「RSウイルス」、
普通の風邪じゃないけど「インフルエンザウイルス」などがあります。

それに対して、一部には高温多湿の環境が好きなウイルスもいます。
その代表的なものとして「エンテロウイルス」や「アデノウイルス」です。
※エンテロは腸、アデノは喉という意味です。

夏カゼはエンテロウイルスやアデノウイルスが原因

発熱や腹痛、下痢、喉の痛みなどが特徴的な症状です。

『夏風邪はお腹にきやすい』って意味は、
『エンテロウイルスが腸で急速に増殖する』これが関係します!

口癖のように使われる
冷たい物を食べ過ぎ・飲み過ぎ…ではないんですね^^;
もちろん、そした事が原因で体調を壊す場合もありますが、
夏風邪の原因は、このウイルスの仕業だったんです(;´д`)

 

そして、喉の痛みから、食べ物や飲み物が喉を通りにくく、
その結果、体力が低下してしまい、夏バテの原因にも…

夏風邪と聞くと、「軽い風邪だ~」と思っちゃう方もいますが、
症状が長引きやすいので油断は禁物なんです!

この機会に対処法や予防法をしっかり知っておきましょう。

 

 

 

夏風邪の症状とは?

先ほどもちらっと言いましたけど夏風邪の症状として代表的なものは、
「腹痛」「喉の痛み」「発熱」「頭痛」「下痢」「倦怠感」などです。

咳や鼻水くしゃみが少ないのも夏風邪の特徴

反面、「咳や鼻水くしゃみ」などが少ないのも夏風邪の特徴です。

こう聞くと、冬場の風邪より症状は軽いじゃない?と思いますが、
軽く見てると重症化してしまい肺炎や髄膜炎や脳炎になったり
することもあるので注意が必要です。

そして、何より怖いのが、
子供の方が夏風邪にかかりやすいというデータがでていること!

この理由に起因するのが、子供の夏の行動パターン。

夏休みの宿題をしにクーラーの効いた図書館へ行ったり、
大人よりも抵抗力が弱いという点が指摘されています。

夏休みになると子供は学校や市民プールなど
不特定多数の人が入るプールなどに行くことが多いので、
知らずに感染経路に飛び込んでしまっている訳なんです。

 

 

 

子供がかかりやすい夏風邪の種類とは?

一般的に夏風邪と呼ばれるものには幾つかの種類があります。
それぞれ簡単にご説明しましょう。

プール熱(咽頭結膜炎)

特に5歳未満のお子さんがかかりやすい病気です。

症状は高熱が1週間ほど続きます。
目の充血や喉の痛みなどが起こります。

名前の通りプールで感染する事が多い病気で
その感染力は物凄く強いので登校中止になります。

 

ヘルパンギーナ

特に4歳未満のお子さんがかかりやすい病気です。

症状は高熱や口内炎などが起こります。
それほど怖い病気ではなく1週間程度自宅で安静にしてれば大丈夫!

 

手足口病

症状は微熱や食欲が落ちるなどの症状が現れてから
2,3日経過後に手足に赤い水泡ができます。

手足口病というので口の中にも水泡ができます。
水泡ができている時はかゆみや痛みがあるので
食事がしみてできなかったり、痒くて掻いてしまい
水泡がつぶれてしまい、そこからまたほかの部分に
移ってしまうんです。

なのでかゆみがある場合は保冷剤などで冷やしてあげたり
ビニール袋に氷を入れてタオルでくるんで患部に当てたりしましょう。

小さい子供に掻いたらあかんよ~と言っても無理な話w
出来るだけ水泡を触らないようにする事が大切です。

↑昨年、うちの下の子がかかりました><

どこでもらったか不明だったんだけど、
人が集まる所などでもらったんだろうという事でした。

最初熱が出て風邪かな?と思っていたら次は水泡が出ました。
痒がって大変でしたが手足口病の特効薬はないので…

要するに、どこでもらうか分からないので
うがい、手洗いはきっちりしないといけないって事だね。

 

 

 

夏風邪の予防法と対処法は?

普段から夏風邪にならないように予防する事が1番ですね。
これは冬場の風邪でも同じですが、
ウィルスの感染経路をた断ち、体調管理を怠らないこと。

具体的には以下の予防方法から始めましょう。

○手洗い、うがい
○人ごみは出来るだけ避ける
○睡眠を十分に取る
○飲み物などは回し飲みしない
○水分はこまめに取る
○ビタミンCを取る
○暑いからといってクーラーの部屋ばかりにいない

ウィルスの感染経路をた断ち、体調管理を怠らないこと。

普段からこれらを心がけて生活するだけで、
夏風邪に感染する確率はかなり少なくなる筈です。

 

万が一、夏風邪にかかってしまった場合の対処法としては、
とにかく休養する事が大事です。

食欲がない場合は無理に食べなくても大丈夫。
夏風邪の場合お腹に来ることが多いので消化のいいものを
食べるようにしましょう。

すりおろしたリンゴはお腹にも優しいのでオススメですよ☆彡
お粥やうどんなどもいいです。

暑いからといって冷たいもの…ではなく、温かいもを摂るようにしましょう!
水分はしっかりと、こまめに摂るようにしてください。

 

 

 

夏風邪のまとめ

夏風邪の症状は頭痛、腹痛、下痢、倦怠感、発熱などが多いです。
咳や鼻水、くしゃみなどは少ないのが特徴です。

大人より子供の方がかかりやすいと言われているので
小さなお子さんがいるご家庭は注意が必要です。

プールに行ったり、暑いからとって外で遊ばず
クーラーの効いた部屋でゲーム・・
風邪を引きやすい環境です^^;

普段から外から帰ってきたら手洗いうがいをしっかりするようにしましょうね!

で、どうしても夏休みだからといって夜更かししがち・・
寝不足は万病の元!

昨日、良く眠れていないなぁと感じた場合は
お昼寝の時間を作るようにしましょう!

そして何より規則正しい生活をする事が1番大事です!